地域包括ケア支援システム

認知症地域支援アクションミーティング

南足柄市では平成23年度から、「認知症地域支援アクションミーティング」を開催し、認知症の方を地域で支える取組みをしています。

平成24年度からはグループワークをし、アクションのテーマ別にグループに分かれ、具体的な取り組みをしています。

アクションミーティング発足当初は、市役所や社会福祉協議会、グループホーム、市内医院の医師等の13名でスタートしたものが、ケアマネさんや薬剤師さん、民生委員さんをはじめ、地域で認知症の方を支える方が多く参加し、現在は53名がメンバーとして関わっています。

6月15日に開催された「南足柄市アクションミーティング報告会」では、「アクションミーティングのこれまでと、これから」と題し、このアクションミーティングを通して行ってきた地域の専門家による相談会や、認知症カフェ、みかん狩りなどについて、各グループのメンバーから、取組みについての成果や課題を交えて報告がありました。

「みんなで耕す金ちゃん農園」チームからは、場所の確保や手入れが大変で、農協の方の協力を得ながらプランター農園を作っていった様子や、今後はまず地元の農園の協力を得て、収穫体験から始めようと、地元の方々の協力を得ながら試行錯誤している、という発表がありました。

南足柄市高齢介護課の鳥居さんは、地域の方々が集まって、身近なことから取り組んでいく大切さについて話します。「決められた計画ではなく、『やってみよう』から初めて、上手く行かなかったら振出しに戻ればいいんです。大事なのは決められた計画ではなくて、集まった一歩なんです。」

応援に駆け付けた認知症介護研究・研修東京センター研究部長の永田久美子さんも、「『認知症になってしまったらおしまいだ』という偏見や暗いイメージがまだありますね。この取り組みは、アクションの名前からも、明るく、『認知症になっても自分らしく生きられるんだよ』、という気持ちが伝わってきますね。」

地域の人々が少しずつ知恵と力を出し合って進める、認知症になっても自分らしく生きられるような地域づくり。南足柄市らしい取組みを垣間見ました。

各グループアクションの概要

みんなで耕す金ちゃん農園

認知症の方々とブルーベリーやサツマイモの収穫体験などを通じて、一緒に出掛け、季節、そして太陽を感じながら一緒に汗を流そうという取組み。

小さな輪から大きな輪へ

地域で開催する認知症カフェなどを通じて、家族やご本人が気軽に集まり話が出来るようにする取組み。

笑顔でお互いさまand家から一歩

ガイドブックや相談シートを地域の色々なところに配布するなどして、認知症のために家から出られない人や、困っている家族が、気軽に相談できる仕組みを作ろうという取組み。

わくわく楽しい南足柄マップ

認知症の方々を支える相談機関や地域での取り組みのマップを作り、認知症の方や家族が容易に情報を得られるようにする取組み。

なんでも相談よいしょくん

認知症の方と家族が安心して地域生活を送れるようにするため、講演会や相談会などを開催して情報提供をしていく取組み。

7 更新日: 2017-05-19