民間の有償サービスのご案内

介護保険制度の利用とあわせ、民間の有償サービスのご利用もご検討ください。このページでは一例を紹介します。

GPS端末等の貸与サービスがあります!

認知症のかたに対する見守りとして、GPS端末(衛星利用測位システム)等があります。GPS端末は24時間、365日見守ることができ、要請があれば、スタッフが現場対応をしてくれるサービスもあります。また、使い方も様々で、普段使用している靴につけるタイプの物、お守りのように身に着けるタイプの物、首から下げて使用できる物などがあります。また、携帯電話をご利用でしたら、携帯電話会社が提供している位置情報サービスもあります。その方の生活習慣や行動パターンに合わせた利用方法を考えることができます。

また、GPS端末等については、介護保険制度の福祉用具貸与(レンタル)に該当する物もあるため(※1)、ご利用を希望される方は、ケアマネジャーや福祉用具レンタルを行っている事業所(下記リンク参照)へご相談ください(※2)。

※1原則、要介護2以上の認定を持っている方が対象となりますが、要介護2以下の方でもご利用が可能な場合があります。
※2ご本人の合計所得金額および世帯員の人数に応じ、自己負担額(最大3割)が決まります。

★リンク(福祉用具貸与事業者一覧【介護情報サービスかながわホームページ】 )
https://www.rakuraku.or.jp/kaigo/w10/wpJsearch.aspx

個人賠償責任保険へのご加入を!

認知症等による徘徊行動等のある人が、日常生活の事故により、他人の身体や財物に損害を与えてしまった時、法律上の損害賠償責任を負う場合があります。

具体的には、お店で商品を壊してしまったケース、行方不明になった際に、ご本人が交通事故にあったり、他人を巻き込んで事故を起こしてしまったケースや、路線内に誤って入ってしまい、その後列車と衝突し、鉄道会社から損害賠償請求をされるケース等が実例として報告されています。

万が一そのような事態が発生した場合に、ご親族の方に経済的な負担がかかる場合もあるため、事前に備える必要があります。

そこで、「個人賠償責任保険」があります。個人賠償責任保険とは、上記のような事態が起き、法的な賠償請求を受けた時に賠償金や弁護士費用等を補償してくれる保険です。

例えば、現在お使いのクレジットカードの任意加入サービスとして設定されていたり、自動車保険の特約として付帯されていたり、各保険会社でサービスを提供していたりするので、是非一度、ご利用のクレジットカード会社や、現在ご契約されている各種保険等の内容をご確認いただき、個人賠償責任保険への加入をご検討ください。

★リンク(高齢者の見守り・安否確認サービス実施企業一覧【神奈川県ホームページ】 )
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/u6s/cnt/f6401/p1215623.html