在宅医療・介護連携推進事業

医療と介護の両方を必要な高齢者であっても、できる限り自宅等の住み慣れた場所で療養し、自分らしい生活を続けるためには、退院支援、日常の療養支援、急変時の対応及び看取りなどの様々な局面で、在宅医療と介護が連携して支えていく必要があります。
このため、関係機関等と連携し、多職種協働により在宅医療・介護を包括的かつ継続的に提供できる体制の構築を推進しています。

本市による在宅医療・介護連携の推進に係る主な取組として、
・医師の比較的対応しやすい時間や連絡方法等を一覧表にするとともに、ケアマネジャー等を名簿化し、これらを一つの資料にして、参加機関・事業所の者に配布することで、医療と介護の円滑な連携を促進する「あんしんリンク(ケアマネタイム)」を導入(事業に参加する医療・介護従事者以外には配布していません。)
・多職種による研修会を開催し、多職種協働の基礎である医療・介護従事者間の「顔の見える」関係づくりを推進するとともに、介護支援専門員に対する研修等を実施し、医療や福祉などの知識の習得を図る
・市民の方々が在宅医療・介護連携について理解し、市民本人や家族が健康なときから在宅医療・介護が必要になった場合について考える契機となるように、「市在宅医療・介護市民講演会」を実施
・医療や介護を必要とする在宅の高齢者に対し、医療と介護の一体的なサービスを提供することを目的に、介護支援専門員や高齢者支援センター(地域包括支援センター)職員等に対して医療についての助言や関係者による連携会議等に参加するなど、医療と介護の連絡調整を行う「地域ケアサポート医」を設置
など、在宅医療と介護が連携して高齢者を支えることができる仕組みづくりを行っています。

医療・介護サービス従事者や医療・介護関連団体のご尽力、本市の取組により、医療・介護サービス関係者が連携し市民の方々を支援する好取組が着実に生まれてきております。また、医療や介護が必要になった場合、医療機関への入院や介護施設への入所だけでなく、退院・退所後での在宅療養という選択肢も広がってきております。



介護に関することについて
高齢政策課(計画推進班)
所在地:〒252-5277 中央区富士見6-1-20 あじさい会館4階
電話:042-769-8354 ファクス:042-752-5616

医療に関することについて
地域医療課(地域医療班)
所在地:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所本館4階
電話:042-769-9230 ファクス:042-759-4395